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1、2月4日、NPO太平洋協力機構は、飯田橋セントラルプラザにて理事会を開催しました。冒頭髙濵理事長より、「令和5年も昨年に引き続き当機構としては目標の案件を活発に検討を重ね その目的の達成に向けて進みたい」との挨拶があり、次いで川嶋事務総長より検討事項(講演会等)についての報告がなされ、次回理事会(3月!!日)までに当機構の次年度方針を確定し、4月の定期総会に提案して行きたい旨提案され異議なく了承されました。
2、協議事項としては、島嶼国支援としての農業問題、太陽光パネルの廃棄事業問題、島嶼国における琉球ガラスのビジネス化、パプア・コーヒー農家支援問題等の懸案事案について担当理事から経過報告がなされ、最後に事務総長より、今後のPOCO日程につき報告があり、直ちに第7回講演会に入りました。
3、第7回講演会は、当機構副理事長の常盤千鶴子氏が、戦後日本が荒廃した時代から一貫して健康・栄養面から社会貢献してきた経験を踏まえ、太平洋の島嶼国島民の健康管理問題のあり方の検討に資することを目的とした講演を栄養管理士という専門的な立場から行いました。「病を持たずに人生を送るには」というタイトルの下行われた講演骨子、以下の通りです。
健康的に人生を全う出来ることは誰しもが望むところで、其れにはそれ相応の努力と自分に対して義務を負うことになります。
そのための基礎知識として、
1)我々の各臓器への負担の程度を知る事、
2)体格指数を知る事、その算出法;BMI(Body Mass Index)=体重 割る 身長 x身長=22〈標準〉、
3)理想体重と一日に必要なenergyの算出法; 身長X
身長X22=あなたの理想体重、理想体重X活動量=一日のエネルギ―、
4)必要エネルギーを満たすための栄養素の配分;
I)総エネルギーの60%を糖質、
Ⅱ)総エネルギーの18~20%をタンパク質、
Ⅲ)残りのエネルギーを脂肪で取る必要があります。
5)各栄養素とその食品の揃え方;食品の選び方による栄養素の違いを中心に国民病と言われる糖尿病を例に食事療法のあり方が紹介され、以て毎日摂取すべき食べもの(御飯、リンゴ、魚(鯛)、豚もも、卵、木綿豆腐、納豆、牛乳、油脂、有色野菜,淡色野菜、海藻、キノコ、こんにゃく、調味料;砂糖、みそ)とその総量(1200KCAL)に付いて例示。
6)最後に、席上配られた「人間が健康で生きる上で求められる名言(青春)」の一節(抜粋)を紹介します。
「青春とは、人生のある期間を言うのではなく心の様相を言う。優れた想像力、たくましき意志、燃ゆる情熱、勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言う。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。」
0人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる、
0人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる、
0希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。
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