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日本社会は依然としてコロナ禍の中にありますが、皆様におかれましてはお変わり無きことと拝察致します。
当NPO法人太平洋協力機構が実施してきましたパプア・コーヒー農家支援projectへのご支援、ご協力は、お蔭さまをもちまして、8月31日を以て一応終了致しました。それまでに頂いた皆様の暖かいご支援は目標額をはるかに超え、約3倍となりました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。これを踏まえまして、当機構としましては、現地へ送金を行い、コーヒ―の質向上に資するための「アフリカンベッド」の送呈を行うことになります。
そして、パプアニューギニアのコーヒーは、生豆を焙煎し、ご協力頂いた皆様に味わって頂くべく、返礼品として9月中に発送することになりますので、到着までしばらくお待ち頂くことになります。何分よろしくご了承賜りたくお願い申し上げます。
まずは、お礼とご報告とさせて頂きます。
NPO法人太平洋協力機構理事長 髙濵 清
地球最後の楽園パプアニューギニアのコーヒ栽培農家の支援をお願いします。
パプアニューギニアは、世界のコーヒゾーンに属していることから、南太平洋の香りとして また主要輸出作物としてコーヒーの生産を行っていますが、このパプアニューギニアからの日本へのコーヒ輸出は、残念ながらこの10年で90%ほど減少しているのが現状です。一方、日本では値段は高くても品質の高い高級品のコーヒが求められており、同時に安価でおいしいコーヒーも手軽にコンビニなどで求められるようになったため種類を問わず安定したコーヒ―の生産量と高い品質が日本では求められてます。しかし、パプア・コーヒーはこの条件を満たさなかったことが理由で、日本への輸出量が減少したと思われます。
そこで、当NPO法人としましては、パプア・コーヒーの安定的な生産量確保と品質向上に向けた支援として、パプア・コーヒーの品質に大きく寄与する乾燥工程の改善と効率化向上のため「アフリカンベッド」(写真御参照)をパプアニューギニアの農家に提供し、彼等の生活向上に寄与すると共に、パプア・コーヒーの味を好むフアンが日本にいることから、彼らの期待に応えるためにも、パプア・コーヒーの日本への輸入の復活を図る「アフリカンベッドproject」を立ち上げました。
付きましては、このprojectに関し、日本のコーヒー愛好家の皆様のご理解を得、広く御協力・御支援を頂きたくよろしく御願い申し上げます。
御協力頂く要領は次の通りとさせて頂きますのでよろしく御願い致します。
1、 アフリカンベッド作成目標額(資材は現地調達) 10万円
2、 一口;1000円 若しくは 一口以上
(振込先金融機関はお申込み後の自動返信メールにてお伝えします)
3、 返礼品として一口あたり一袋50g入りのパプアコーヒーを口数に応じて送らせて頂きます
4、 公募期間:8月31日まで
5、 協力頂いた方には、恐縮ですが、返礼品のコーヒ送付先として下記のメールフォームの中からご住所、お名前等を書き入れてご送付ください
ご参考;
赤道直下に位置する島国パプアニューギニアは、600以上の島々を有し、豊かな大自然に加え 活気のある特色ある文化を生みだし、地球最後の楽園と言われてます。主要産業は、鉱業(液化天然ガス、金、原油、銅など)、農業(パーム油、コーヒー)、林業で、2019年までは鉱業産品の輸出でプラス成長が見られましたが、2020年はコロナ禍の影響もありマイナス成長となっています。当NPO法人としましては、パプア経済を支援する方途の一つとして安定的なパプアコーヒーの生産と輸出が出来れば PNG の経済回復に貢献すると考えた次第です。
コーヒ-生産は パプアニューギニアの中央に広がる4000メートル級の山脈の中腹地域で行われており、標高の高さゆえの昼夜の寒暖差、雨季と乾季の存在、熱帯性モンスーンの影響による降雨量、火山地帯による豊富なミネラル等コーヒ栽培に適した環境にありますが、栽培、収穫は、機械化が進んでいないため、小規模農家によって手作業で行われているのが現状です。そこで少しでも生産の効率化と品質向上に資するよう「アフリカンベッド」を提供することにより、スペースの無いところでも効率良くコーヒー豆を乾燥させることが出来ます。アフリカンベッドは東アフリカで普及している乾燥方法ですが、木製の棚に金網を付け、麻袋を敷き 、その上に精製処理が終わったコーヒー豆を広げ、風通し良く適切に乾燥させる方法で これにより品質の良いコーヒーを作ることができるのです。
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