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川嶋 正和事務総長

太平洋との出会い。 中学生の頃(約60年前)、その出会いは、本と父から聞く話でした。夫々の作家がどんな人生を経て来たかは知らず、というより理解できていない年ごろでもありました。肌で海を知る機会は、神奈川県の江ノ島か千葉県の稲毛神社の目の前の昔の稲毛海岸での海水浴でした。

本格的な太平洋との交わりは、1997年頃でしょうか。ベトナム戦争が終わり、日本に滞在していた南ベトナムの人たちが難民化し、大変なご苦労されていた時代です。

その戦争が終わり10数年経て、ハワイに難を逃れた人々が経済力をつけて、ミクロネシア海域でマグロを獲り、日本(築地)へ揚げたいとの相談が私の友人にありました。この機に、私は太平洋との本格的なお付き合いを始めていました。

 ミクロネシア地域の日本統治時代、その前の明治期から大正時代と日本とミクロネシア地域の関りを知り、1945年以降の日系人の方々の御苦労も多く知ることとなりました。

 近代の日本(人)の歴史、太平洋島嶼国等(ミクロネシア、メラネシア、ポリネシア)の歴史、太平洋の歴史・その部分は知れば知るほど、太平洋の島嶼国の皆さんとの今と未来に向けて、何が大切なのか。NPOミクロネシア振興協会の創設に係わり20数年、そして人との出会いも得て、本NPO太平洋協力機構創設にも関わり、改めて太平洋との出会いを終生大切にして参ります。具体的に何を求めてのNPOなのか、人類の真の安定、自由で開かれた太平洋を思い、活動して参ります。設立趣意書、定款、を是非お読みください。

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