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太平洋協力機構は、8月22日火曜日、恒例の第8回となる講演会を開催。太平洋島嶼国事情に関する講演の三回目を、今回はパプア事情について当機構の理事でパプアの名誉領事である井原信近氏に講演して貰いました。
同氏は、何故パプアとの関係をもつようになったのかその来歴の紹介から、如何にパプアの現地人との交流を持つに至り そして彼等の信頼を勝ち得ていったのかをスライドを見せ乍ら約1時間に亘り講演。
特に印象的であった話題は、パプアの首相や国会議員との関係を深め、その関係の上に立って諸々の支援活動を展開すると共に 島民の代表を決める選挙まで参画して、パプアの社会づくりに協力し、以て住民の心をつかむ、まさに国際交流の見本のような活動をしてきた点でありました。最近では、パプアのコーヒ―生産農民の支援として、コーヒ豆の質を高めることに効果のあるアフリカンベッドを、POCOのメンバーや多くの支援者の協力を得て提供したことに触れ、引き続き パプアの農業支援に力を入れて行きたい旨その決意のほどを披歴するところがありました。
ここに紹介する諸々の写真を通じパプアニューギニアという国を知ってもらえると幸甚です。
パプアは南太平洋における大国として、豊かな資源と独特の文化を持つ国で、多くの先進諸国の関心を高めています。亡くなった安倍首相もパプアを訪問しており、最近ではフランスの大統領、米国の国務長官等が訪問し、関係を深めています。そして忘れてならないことは、先の大戦で日米がここパプアで激戦を交わし、多くの将兵が命を落とした場所でもあることです。まだ多くの英霊が日本に帰れず眠っており、毎年日本から慰霊団が訪問し、英霊の御霊を日本に持ち帰ってます。
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