太平洋協力機構は、７月１１日、第１５回理事会を、飯田橋の市民活動センターで実施しました。

冒頭、髙濵理事長から、本年の本機構が進める事業について、当初９事業を計上しましたが、コロナ禍等の理由で、すべての事業が進んだわけでもないこともあり、実行的効果を上げるため実質的に動いている事業に絞りをかけて進めることにしたので、各位のご理解とご協力をお願いした旨の挨拶があり、直ちに、川嶋事務総長よりこれまでの経緯報告があり次いで協議事項について協議に入りました。

経過報告については、井原理事より、POCOの農業プロジェクトの具体的実施に関し、東京農業大学と協議をし、当機構と協働してもらえる担当教授の紹介をお願いし、現在その報告と連絡を待っている旨の報告がなされました。（なお同理事は、７月３日よりパプアニューギニアに出張中）次いで、古川担当監事が欠席のため、理事長より農業プロジェクトの一環として、今年はソロモンに焦点を当て進め、その具体的案件についていくつか提起されているので、その具体化に向けて情報取集が進んでいる旨報告がありました。次いでフィジーに暫く出張していた田中リジよりの帰国報告として、フィジーにおける沖縄グラスの事業化に向けての現状報告と養殖絡みの事業に関する草の根支援の可能性につき検討して行きたい旨の報告がありました。

協議事項については、事務総長より、、農業支援について事業メンバーによる会議開催と具体化へ向けての進捗要望ガあり、次いで、本年度内に慰霊団訪問の可能性について検討してゆくこと、更に８月２２日に、井原理事によるパプアニューギニアにおける農業事情に関する講演会を実施したい旨提起され、いずれも意義なく承認されました。

最後に、事務総長より当面の諸日程につき報告があり、第８回講演会を８月２２日に、第１６回理事会を１０月２２日に実施する予定である旨報告があり、本件理事会を了しました。